米村牧場チーズ工房プラッツ
ナチュラルチーズのご案内

一切れのチーズに感動し、チーズを作り始めました、
口の中で幾重にも拡がる旨味と,鼻に抜ける芳醇な香り、
それは驚きと感動でした。そのようなチーズを私も作りたいと思います。
私は、チーズは自然と環境の産物であり、長期熟成タイプのチーズほど
土壌微生物由来による酵素がチーズを決めると考えております。
チーズを意識した土壌管理、それは自然界の発酵も、チーズも土壌も
大いなるミネラル溶解菌の存在が価値を高めています。
チーズを意識した原料乳の生産 はもとより、食べて健康になるチーズ
を作っています。

ナチュラルチーズ

米村牧場チーズ工房プラッツのチーズは、ゴーダタイプのセミハードチーズです。熟成期間により、お好みの味をお選びいただけます。

チーズの熟成期間と特長

6ヶ月熟成 :
まだまだミルクそのものの風味が色濃く残っています。
やわらかく、クセもないので、チーズが苦手な方にもお召 し上がり いただけます。
12ヶ月熟成 :
乳酸と酵母が交わる頃です。チーズ特有の甘みとコクが原料乳の質を感じさせます。
20ヶ月熟成以降:
アミノ酸やグルタミンの蛋白の自己結晶ができてきます。ワインのお供として、また料理にも楽しめます。
何よりも必須アミノ酸は健康に良さそうです。

★その他長期熟成チーズを揃えております。

フォルマージュ :
南イタリアで生まれた2カ月程度の短期熟成タイプです。ほのかな酸味と菌独特の香りが美味しいチーズです。
和風フォルマージュ :
小麦100%醤油(三河のしろたまり)の醤油もろみ酵素酵母とのコラボで、直接お召し上がりの他、様々な調理がふくらむ和風チーズです。
メッザルーナ :
フォルマージュにトマトとバジルを入れました。トマトの酸味とバジルの清涼感が個性を高めています。
ワインドゥチーズ(ピノノアール) :
ワイン酵母により熱に溶けるチーズです。ラクレットはもとよりフランズパンやバーゲットなどスライスしたパンにスライスチーズを乗せトウスタで焼くと風味とコクが増しおすすめです。
ワインドゥチーズ(ケルナー) :
ケルナ―の白ワイン酵母を5カ月熟成チーズに用いています。ピノノアール同様、ラクレットやパンに乗せ溶かしていただくのがおすすめです。

※手作りのため、1つ1つのチーズの熟成具合を見ながら、一番おいしいタイミングでカットしております。
上記全ての熟成期間のチーズを常時取り揃えているわけではございませんので、ご了承ください。
 
チーズを召し上がる際のご注意
☆ お召し上がりの際は、リンド(外皮)やカビを取り除いてください。
☆ 開封後はラップなどで密封して冷蔵庫で保管し、なるべく早めにお召し上がりください。

米村牧場チーズ工房プラッツのチーズについて

米村牧場チーズ工房プラッツは、農作業の合間を見て約200Lの牛乳からチーズを製造する小さな工房です。
 
搾乳作業の途中で原料乳を採取し、温度の下がらないうちに工房へ運びチーズ加工が始まります。
作業の大半が手仕事で、プレス器や器具なども手づくり、家族操業のいわゆるフェルミエ(農家製手づくり工房)です。

プラッツのチーズ工程

その日の朝搾った質のよい牛乳を、時間を空けずにすぐ工房のチーズバットへ自然落下方式で流し込み、63℃で30分の低温殺菌、その後チーズの粒子を均一にするための丁寧なカッティングや、急激な温度変化を避ける加温・加水のタイミングなど、細心の注意を払いながら何段階もの過程を経ます。

チーズ作りの工程1:牛乳を運ぶ
1.牛乳を運ぶ
チーズ作りの工程2:低温殺菌
2.低温殺菌
チーズ作りの工程3:カードカット
3.カードカット
チーズ作りの工程4:仮圧搾
4.仮圧搾
チーズ作りの工程5:圧搾
5.圧搾
チーズ作りの工程6:塩水漬
6.塩水漬

あこがれのパルミジャーノ・レッジャーノのような歴史の厚みを感じる不動の名産品には、はるか遠く及びませんが、日々の想いがチーズの味に織り込まれています。それが工業製品とは違うフェルミエチーズの魅力でもあると感じています。
 
☆『米村牧場チーズ工房プラッツ』のチーズづくりレポートはコチラ!→
 
 
 

ワイン・ドゥ・チーズ

プレインチーズを北海道三笠市にある山﨑ワイナリーのワインに漬け込みました。
ワインの香りと酵母が作り出す独特の食感をお楽しみいただけます。
(赤ワイン、白ワインの2種類がございます。)
山﨑ワイナリー